1986年、
ハンドメイドで高品質な
ギター/ベースを製作する
フェンダー・カスタムショップを設立。あえて古い製法を復活させたり、レギュラーラインには使用されない銘木を使用したギター、長年の使用によって付いた傷や汚れ、錆等を再現し、使い込まれたような加工(レリック加工)する新たな技術を投入するなど、特別仕様となる。有名ギタリスト本人が使用しているアーティストモデル、及びユーザーから発注を受けた特注品、楽器ショー等に展示されるワンオフ生産のギターは
カスタムショップで製作されている。近年では、プロのアーティストが使用していたギターの傷や特徴等を細かく精査し、細密に再現した「トリビュートシリーズ」が高く評価されている。
大別すると以下の3種類
- チームビルト(カタログモデル)…カタログに掲載されるカスタムショップのレギュラーライン
- チームビルトカスタム…カタログに掲載されない数量限定などの特殊なモデル。複数のカスタムショップメンバーで製作されている
- マスタービルト…ギター製作のエキスパート「マスタービルダー」が1人で製作するスペシャルモデル。材の選定などの優先権を与えられ、フェンダー 製品の中でもっとも高価なラインナップ。この他マスタービルダー同士が協力して限定生産を行う製品(Tokyo Guitar Showモデル等)も存在する。
マスタービルダーが手がける製品にはそれぞれのビルダーならではの嗜好や個性が反映された物が多く、それがカスタムショップ製品のプレステージ性を 高めている。2009年現在はプロダクションマネージャー兼シニアマスタービルダーのマイク・エルドレッド以下、マーク・ケンドリック、トッド・クラウ ス、グレッグ・フェスラー、ジョン・クルーズ、ユーリ・シスコフ、ステファン・スターン、デニス・ガルスカ、ジェイソン・スミスが中心となっている。昇進 や異動等で製造職から離れたビルダーや、退社後に独立して自身のブランドを立ち上げるビルダーも数多く存在する。